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Channel: mono森音
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スタッフイチオシ。

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こんにちは。mono 森音 CDフェアを担当しております、スタッフのじゅりです。
先週末のイヴェント【2020 夏の思い出@そもくや】よりスタートしました
毎年恒例 夏のCDフェア「Summer Breeze」。
そもくやイヴェントにお越しくださいました皆さま、
コロナ禍だったり、お盆だったり、夏休みだったりと、
いろいろ大変な状況の中、お時間を作ってお運びいただき本当にありがとうございました。

フェアは今週木曜日から、場所をいつもの森音店内に変えて、再スタートしております。
今回も夏気分を最高に盛り上げてくれる、“グッとくる”グッド・ミュージックを
数多くラインナップしております。

店主からもお知らせがありましたように、今回は新型コロナウイルス感染拡大防止を考慮し、
いつもの濃厚接客(濃厚接触っぽく言ってみました)スタイルで
イヴェントを実施することができません。
お客さまと一緒に音楽を聴き、お話を重ねながら、のんびりお気に入りの一枚を選んでいただくのが
このイヴェントのある意味醍醐味でもあるので、
今回そういったサービスが一切できないことが、とても残念でなりません!
というか淋しいです!泣

というわけで今回は「コロナに負けるな!」気分も相まって、
仕入れたCDの数々は、いつも以上にジャンルもサウンドも色とりどり。
そしていつも以上に気合の入った渾身のラインナップとなっております!
そんな選りすぐりの商品の中から、私が個人的におすすめしたい作品をいくつかを、
この森音ブログにてご紹介させていただきます。
ここに載せているコメントは、売り場でお客さまに濃厚接客をしている気分で書きました。
よかったら最後までお付き合いくださいませ。

そうそう!渾身のラインナップといえば!
今回のフェア購入特典CD『Summer Breeze 2020』が、
個人的にとっても好きな仕上がりになっております!
自分で言うのもなんですが、何度聴いても飽きのこない、
夏気分全開の心躍るコンピレイションになりました!自信作です!
そしてなにより今年は、札幌在住の画家、民野宏之さんが描き下ろしてくださった、
スペシャルジャケットなのです!!!キャー!!!感涙

モチーフは、オホーツク海を望む能取岬に立つ灯台。
この美しい絵を眺めているだけで、爽やかな潮風や、穏やかな波の音、
きらめく夏の陽射しを心地よく感じられます。
たくさんの方に、このスペシャルジャケット盤
『Summer Breeze 2020』を手にしていただけたら嬉しいな。





それでは大変お待たせいたしました。「じゅりのイチオシ!」レコメンド、いってみよー!

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓





①V.A. 『バーブエノスアイレス ~ヴェラーノ~』
南国の美しい自然や穏やかな海辺、心地よい湿度を含んだ柔らかな風、そんな静かな夏のヴァカンスをイメージさせる、瑞々しい楽曲がひとつひとつ丁寧にセレクトされた、心透き通るコンピレイション作品です。カリンバやスティールパンの涼やかな音色、タブラやコンガ、クラベスなど多様な打楽器の柔らかなリズム、きらきらと零れ落ちる清らかな水を思わせるピアノの旋律、寄せては返す穏やかな波のようなチェロの調べ、軽やかに響くアコースティック・ギターは、浜辺に吹き抜ける爽やかな風のよう。異国情緒香る、ゆったりとした「楽園の夏」が味わえるスペシャルな一枚です。私は休日の午前中に聴くことが多いですね。このアルバムを朝イチで聴くと、なんだか心がすーっと整うような感じがして、とてもいいんです。ヴォーカルがほぼ収録されていない楽曲が主なので、読書やリラックス・タイムにもおすすめです。





②マット・マルチーズ 『クリスタル』
個人的にはこのフェアの中で一番グッときた一枚です。夏真っ盛り!というよりは、どちらかというと夏の終わりや、秋のはじまりにフィットする、ほんのり切なさをまとったサウンドです。ジャジーな雰囲気の70年代ポップスをイメージさせる、素朴で味わい深いフォーキー&メロウな好作。マットの透き通るようなハイトーン・ヴォイスと、ノスタルジックな空気に包まれた楽曲の数々は、はじめて聴いたはずなのに、ずっと昔から繰り返し聴き続けてきた、お気に入りのレコードのように、耳に心にすっと馴染みます。どこかモッサリとした音質もこの作品の魅力のひとつかも知れませんね。オープニングを飾るのに相応しい、キラキラと軽やかなサウンドに心ときめく「Rom-com Gone Wrong」、ギターの爽快なカッティングに甘酸っぱさ120%の「Tokyo」、美しいコーラスワークが印象的なロマンティック&ノスタルジックなスロウナンバー「Curl Up And Die」。肩の力の抜けたフレンドリーなアルバムです。森音スタッフ じゅり、個人的溺愛作品!!!





③シャロン・フォレスター 『Sharon(シャロン)』
毎年、夏が来るたびに、かならず手が伸びるマイ・フェイヴァリット・サマーアルバム。ジャマイカの女性シンガー、シャロン・フォレスターが1974年に吹き込んだ、最高にキュートでラブリーで、ちょっぴりセンチメンタルなラヴァーズ・ロック。実はこのアルバム、森音のフェアでご紹介する以前から、個人的にずっと愛聴してきた思い入れのある一枚なんです。CDのほかにレコードもコレクションしているほどのお気に入りアルバム。ジャマイカならではの、ゆったりとしたスウィート&メロウなリズムが魅力の「Which Craft Is Witchcraft?」(1)、「Silly, Wasn't I?」(9)や、ジェームズ・テイラー 1972年の大ヒット曲『Don't let me be lonely tonight』、カーペンターズのヴァージョンでも有名な「This Masquerade」など、胸締めつけ系名曲の絶品カヴァーなど、ヴァラエティーに富んだ感動的な選曲にもグッときちゃいます。シャロンのはにかみ笑顔がたまらない、愛らしいジャケットも、このアルバムのお気に入りポイントです。たくさんの方に聴いていただきたい、長く愛せるラヴァーズ・ロックの名作。





④V.A.(Compiled by Masao MARUYAMA)『musique dessinee 04 ~ Immortal mellow(ミュージック・デシネ 04 イモータル・メロウ)』
いつもCDフェアで大変お世話になっている、東京・三軒茶屋のセレクトCD/レコードストア、デシネ・ショップのオーナー、丸山さんが選曲された最高にシビれるコンピレイション・シリーズ『musique dessinee』。どの作品も心揺さぶられる極上コンピ・シリーズなのですが、今回ご紹介させていただいた『ミュージック・デシネ 04 イモータル・メロウ』は、とくに夏のドライヴ・ミュージックにおすすめしたい、メロウ&グルーヴィーな心躍る一枚なのです。一曲目の、Max Greger Jun「Sister Jane」から、いきなりトップギア!美しく伸びやかなピアノと、爽快に突き抜けるような極上のストリングスにハートをグイッと掴まれます!Tess Henley「Easy To Love」(3)は、この曲を聴いて、心ときめかない人がこの世にいるのでしょうか?と思ってしまうほどの、胸キュン必至のキラーチューン!血湧き肉躍る、ラテン・ディスコファンク!Black Sugar「Muevete, Muevete」(6)、スウェーデンの男性SSWによる、爽快感120%の北欧産AOR~フリーソウル、Björn Gördsby「No One Like」(8)、スウィートで柔らかな女性ヴォーカルと、まろやかで親しみやすいサウンドとメロディに思わず笑顔がこぼれる、Amber Navran Band「Do What You Will」(9)、「ooh♪ooh♪」のキャッチーなフレーズや、思わず体が揺れるハンドクラップのリズム、ソウルフルで伸びやかな歌声に、一聴で恋に落ちてしまう名曲、Nuela Charles「Circling Numbers」(11)と、ひとつひとつ掲げ出したら、結局全曲レコメンドしちゃうほど、どこを再生しても、グッド・ミュージックしか流れない最高&最強のコンピレイションです!レコードバイヤーとして、世界中を渡り歩いてきた丸山さんの、ディープな知識と抜群のセンスが、ぎゅーっと凝縮された、ハイクオリティでありながら、軽やかでキャッチーな選曲に、すっかりイチコロです。ほんと説得力が違います。とにかくシビれます。泣く子も黙る!あらため、泣く子も踊り出す!メロウ&ファンキーな一枚!!!ヘヴィロテ間違いなしですよ!!!





⑤オイゲン・キケロ・トリオ 『My Lyrics:Eugen Cicero in Tokyo(マイ・リリックス)』
日本から遠く離れたルーマニア出身のピアニスト、オイゲン・キケロの手によって、滝廉太郎作曲の「花」(5)や、「浜辺の歌」(2)など、日本人なら誰もが口ずさめるであろう名曲達が、見事なピアノジャズに生まれ変わりました。「幼い頃から親しんできた、あの懐かしいメロディがこんなにも美しく洗練されたジャズになるなんて…」はじめてこのアルバムを聴いたときの、衝撃と感動は今でも忘れられません。ほかにも、一曲目に収録されている、モーツァルトの名曲「ピアノ・ソナタ (K.331)」は、聴き慣れたエレガントな旋律から、心弾む軽快なピアノトリオへと華麗に変化(へんげ)してゆく瞬間が、なんとも言えずワクワクします。ヴァラエティに富んだ瑞々しい楽曲の数々を、バランスよく配した、エレガントな印象でありながら、堅苦しさを全く感じることなく、軽やかに楽しめる美しいピアノジャズ作品です。いつ聴いても、気分がスカッと明るくなる、ポジティヴな一枚。





⑥テイラー・マクファーリン 『ラブズ・ラスト・チャンス』
甘く柔らなヴォーカルと、艶やかに揺らめくメロウビート。ヴィンテージシンセやドラムを使用し、ソウル、エレクトロニック、ヒップホップ、様々なジャンルのエッセンスが刺激的かつ、まろやかに溶け合わせたマジカルなサウンド。都会的で色っぽい雰囲気の楽曲に、さりげなく施されたスペーシーなサウンド・エフェクトが五感を心地よく刺激します。テイラーの柔らかく包み込まれるようなセクシーな歌声に、一聴で恋に落ちてしまうこと請け合い。リピート設定にして、何度も繰り返し聴き続けたくなるほど、うっとりスウィートな気分にさせてくれるR&B作品。おすすめ曲は「Love and Distance」(2)。淡くしなやかなエレピと、幾重にも重ねられた美しいコーラスワークが印象的なミディアム・ナンバー。ほかにもメロディアスでキャッチーな楽曲が多数収録されています。夏の夜のドライヴ・ミュージックにぴったり。


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ここからは、店主のコメントです。

ほんと、店主のみならず、スタッフも暑苦しいですね!笑
いつものフェアでは、こんな感じで濃厚に語り続けているんです。
それが叶わない今回、二人のおすすめをピックアップしたBlogを書いてみました。
セレクトの参考にしていただけましたら幸いです♪

ちなみに店主は今回、じゅり推しの中では④の『musique dessinee 04 ~ Immortal mellow(ミュージック・デシネ 04 イモータル・メロウ)』を購入予定。
昨夏のフェアでも狙っていたのですが、完売して買いそびれた一枚をリベンジ。
夏、運転しながら聴くのに最高だな!って思います♡

今回のフェアに並べている全タイトルはこちらでご覧いただけます。
www.monomorion.jp/zakka-music20summer.

SoldOutも出てまいりましたが、通販は9/2までお申し込みを受け付けしています。

ついコロナコロナ言ってしまいますが、コロナ禍が始まった春以降
音楽に、とっても救われています・・・という声をよく聞きます。
ステイホームを気持ち良く過ごす、美しいバックグラウンドミュージック
気持ちをグッと持ち上げるアッパーミュージック
心を鎮め、場を整えるサイレントミュージック
音楽にはいろいろな作用がありますね。
ちょっと大げさかもしれませんが、薬を処方するように
症状(欲しているものの具体的説明)を仰っていただけましたら
効きそうなアルバムをおすすめすることも可能です。
実際に、そのように通販のお申し込みをされる方も増えてまいりました。
わたし達の暑苦しさを、良かったらどうぞご活用くださいね。
活かされることがわたし達の幸せでもあります。

ご相談・ご連絡を心よりお待ちしております。


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